二頁で終わる奇怪短編シリーズ

第一話 世羅と執心

 

道に迷い途方にくれる。いくら歩けども帰り道が見当たらない。

と、黒猫が脚にすり寄ってきた。つられるように現れた女性は世羅(せら)と名乗り、私にとある話を聞かせるのだった。


 

 

 

 

第二話 奇妙な本

 

夏だというのに見るからに暑そうな格好。

明らかに怪しい、奴は自らを宵(よい)と名乗った。


 

 

第三話 優しい吸血鬼

 

奥まった路地で倒れていた女の子を保護した境(きょう)。

彼女と自分の共通点とは。



 



第四話 猫の授業

 

自らを化け猫と生徒に教える猫田(ねこだ)先生。

そこで説くのは…?



 

怪奇二画(1)

 

A4フルカラー。第一話~第四話まで収録。